Rubyなわたし、912日目。コミュニティ運営とそれがもたらしてくれたコト

はじまりました、TECH PLAY女子部アドベントカレンダー

 

2015年8月〜2017年7月まで約2年、
部長を担当致しました、小沢が1日目を担当させて頂きます。
ついでに自分のブログも更新!
 ※今はVASILYのイケてるエンジニア、りほやんに部長を引き継ぎました。

今日はTECH PLAY女子部のアドベントカレンダー一日目でもあるので、
コミュニティ運営ノウハウについて、そしてそれがもたらしてくれたコトについて書きたいと思います!

アジェンダ 

【1】ノウハウ
■なぜ670人までフォロワーを増やせたのか
■毎月1回以上は何かしらで、自発的にメンバーが集まるコミュニティ運営ができているのか

【2】コミュニティ運営がもたらしてくれたコト

 

について書きます。

 

誤解を恐れずに言いますが、営業、人事、エンジニア、など職種に関係なく言えることだと思うので参考にして頂けるといいな〜と考えてます。


前談
■TECH PLAY女子部とは
特定技術や特定のテーマを設けず、普段なかなか相談できない女性エンジニアあるあるや技術相談、はたまたキャリアの相談、一緒にやりたいこと・なりたい姿を実現してくれる仲間探し、など色んなテーマで集ってステキな女子エンジニアライフを送りましょう!という目的で設立を致しました。

■活動状況
3ヶ月に1回は何かしらのイベント実施!
技術勉強会やLT、キャリアについて考えるイベントなど、その時その時コミュニティメンバーが学びたいと思うことや実施したいイベント案を出し合って実施していました。
上記に加えて、月1回のもくもく会、運営MTG(その後の飲み会!)も実施していました。
たまにBBQや設立1周年パーティーなどの息抜きのイベントも準備していました。
1回のイベントの参加人数はもくもく会が10名程度、イベントが40人前後です。


【1】ノウハウ

■なぜ670人までフォロワーを増やせたのか
■毎月1回以上は何かしらで、自発的にメンバーが集まるコミュニティ運営ができているのか

・TECH PLAY女子部は技術を限定したコミュニティではない
もともとコミュニティをつくりたいと思ったきっかけが、自分もプログラミングを学んだことで技術だけの悩みではなく、エンジニア女性ならではの悩みや夢みたいものがあるのではないか、と感じたため技術を限定しませんでした。

・コミュニティの目的をぶらさない
エンジニアとはそもそも世の中に理解されにくい職種。でもめちゃめちゃ難しいことにチャレンジしている素晴らしい仕事である!と、エンジニア女性であることに胸を張れるグループにしよう。回りから「いいね」って言われる、輝いてるエンジニア女性になろう。
これを毎回イベントの冒頭で伝えていました。

・ウェルカムでオープンな雰囲気づくり
エンジニア女性ならではの悩みごとを自由に気軽に相談できる場所であろう、そのためにウェルカムでオープンな雰囲気づくりを徹底しました。
女性は、日々でいうと身体の周期で仕事に集中ができないことがある性別だったり、キャリアでいうとライフイベントが仕事に大きなインパクトを与える性別だったりと、ならではの悩みも沢山あります。そんなことを気軽に相談できたり、話し合ったりできる雰囲気を作りました。
運営者としては自分の悩みや嬉しかったことを兎に角積極的にメンバーに話す。そして話していいんだ!という認識を持ってもらう。そうすることで雰囲気をつくりあげてきました。

・仲間を増やす
1人でやっても体力も精神力も続かないので、一緒にコミュニティ運営を行ってくれる仲間を募りました。仲間を募るにも上記の2点は非常に大事だと感じました。
加えて、仲間が一緒に運営してくれることでメリットを感じられるように一人ひとりと対話するように致しました。ただ楽しい!ということがメリットになる人もいれば、運営ノウハウを学びたいという人もいれば、ブランディングをしたいという人もいれば。その人の希望に合わせた役割の割振りができれば、自然とスタッフだけでコミュニティの運営まわります。

【2】コミュニティ運営がもたらしてくれたコト

・心から楽しいな、と思える場所が増えた。
 これまで仕事、学生時代の友達、家族、と大きく3つのカテゴリーで過ごすことが多かったわたし。職場の悩みは職場で言えないこともありましたがそれが気軽に言える場所ができた、何より楽しい嬉しいを共感してもらえる人が増えた。
単純だけど大事なことだなと思ってます。

 

・自分理解が深まった。
 メンバーと一緒に1つの「イベント」という目的に沿って動くため、メンバーの動きや発言がわかる。すると自分にはなかった視点をもっていたり、行動するメンバーがいて、自分の得意不得意が浮き彫りになる。
 

・価値観が変化した。
 同じ目的をもった人たちだけど、色んな立場、会社、ライフステージ、生い立ち、の人たち。会社だとどうしても同じ人種が集まる傾向にあるので、良し悪しの判断軸が偏る。色んな判断軸があることがわかったし、そのなかで何をチョイスするのか、を自分で決めていいんだ、と思えるようになった。

・様々なチャンスが舞い込んでくる。
 これまで引っ込み思案で人前に出て話すと足が震えてしまうわたしでしたが、一歩踏み出したことで、色んな人との出会いに繋がり、結果、色んなチャンスをもたらしてくれました。
 仕事のオファーが来たり、登壇の依頼が来たり、取材の依頼がきたり。日経新聞にも載ることができたのもコミュニティ運営のおかげです。

結論、
コミュニティ運営は、まあ楽ではないですが、結果わたしの人生をとても豊かにしてくれました。


というわけで、みなさんもぜひコミュニティ活動をしてみてはいかがでしょうか??
ちなみに
TECH PLAYというサイトで簡単に運営ができるし、イベントスペースも無料で利用できますよ!(大事な宣伝!w)↓↓↓

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